前回はレコードを削除した場合の行番号を整えました。
今回は、行と行の間にレコードを追加する場合のやり方です。
Accessを使っていてなんでこれが簡単にできないんだろうというものの一つが
行の挿入です。Excelでは簡単ですよね。右クリックで行の挿入、これで終わりです。
AccessではVBAを使わないとできません。
下の画面の1と2の間と2と3の間にレコードを挿入します。
コマンドボタンを作って、そこに以下のVBAコードを入れます。
Private Sub コマンド13_Click()
Dim a As Integer
Dim cnn As ADODB.Connection
Dim rs As ADODB.Recordset
Set cnn = CurrentProject.Connection
Set rs = New ADODB.Recordset
rs.Open “納品明細”, cnn, adOpenKeyset, adLockOptimistic
a = Me!順番1
rs.MoveFirst
Do Until rs.EOF
If rs!納品書NO = Forms!納品書!納品書NO Then
If rs!順番1 >= a Then
rs!順番1 = rs!順番1 + 1
rs.Update
End If
End If
rs.MoveNext
Loop
rs.AddNew
rs!順番1 = a
rs!納品書NO = Forms!納品書!納品書NO
rs.Update
rs.Close
Set rs = Nothing
cnn.Close
Set cnn = Nothing
Forms!納品書!納品明細.Form.Requery
End Sub
無事レコードを挿入して、番号もそろえることができました。
データベースの構造上、常に一番下にレコードが追加されていくので、これの入力順を
変更することは不可能です。ですので順番というフィールドを作って、これで操作して
いきます。
テーブルを見るとこんな感じですね。
ちなみにIDはオートナンバー型です。
Excelばかりつかっているとこの考え方を理解するのに手間取るかもしれませんが、
大事な考え方なので、是非分かってあげてください。
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9月になりました。
やっと明後日にワクチン1回目です。
いろいろ不安はありますし、打たなくてよければ打ちませんが、仕方がありません。
副反応が少なければいいなあ。。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。