以前Accessの場合の消費税率の変更方法を解説しました。
消費税率変更への対応
消費税率変更への対応②
今回はExcelの場合です。
先に日付を数値に変換します。
今回キーとなる日付は、2014/4/1と2015/10/1です。
この数値を使ってIF関数で消費税率を判定するようにします。
関数は次の通りになります。
=IF(A2<41730,0.05,IF(AND(A2>=41730,A2<42278),0.08,0.1))
IF関数を二つ並べます。
最初(左側)のIF関数で、
日付が2014/4/1より前の日付か判断します。4/1より前であれば5%です。
41730(4/1)より後の場合が、右側のIF関数です。
もし41730(4/1)以後かつ42278(2015/10/1)前であれば、0.08
そうでない場合(2015/10/1以後)であれば0.1
この関数のままですと、日付が空白の場合勝手に0.05とセルに値が入ってしまうので、
見た目を気にするのであれば、更にIF関数を並べます。
もし日付のセルが空白ならば、空白を、
空白でない場合は税率を
というIF関数を追加します。
=IF(A4=””,””,IF(A4<41730,0.05,IF(AND(A4>=41730,A4<42278),0.08,0.1)))
太字部分を追加して下さい。
日付を数値としIF関数とした方が、うまくいきます。
本日もお読みいただきありがとうございました。