明細に集計行を追加する③

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小計まで出したら、追加で消費税と税込金額も明細に追加することができます。
こんな感じで。

やることは、小計行の数字に0.1掛けた金額を追加クエリで追加します。

基本は前回の小計を追加するクエリをコピペして、編集します。
変わる点は、小計にのみ税率をかけるので、単位のフィールドに抽出条件として
“小計”のみ計算対象にします。

追加クエリを実行すると印刷用のテーブルは下の通りになります。

同じ要領で次に小計と消費税をたして税込金額のレコードを追加します。

次は集計対象を”小計”と”消費税”で抽出し、Sum関数で合計します。

追加クエリの実行結果です。

あとはこのテーブルを印刷するのですが、印刷を押したときのコマンドボタンのコードに
今回の追加した二つのクエリを実行する分も追加します。

Private Sub コマンド49_Click()
DoCmd.OpenQuery “Q見積明細印刷用削除”
DoCmd.OpenQuery “Q明細追加”
DoCmd.OpenQuery “見積印刷小計追加”
DoCmd.OpenQuery “見積印刷消費税追加”
DoCmd.OpenQuery “見積印刷税込追加”

DoCmd.OpenReport “見積書”, acViewPreview, , “見積書NO=” & Me!見積書NO & “”
End Sub

こんな感じです。クエリの順番は必ずこの順番になります。

このやり方であれば、テーブルにないレコードを印刷しようとしたときに、必要なレコードを
作成し、追加クエリで追加すれば、自由に設定をすることができます。

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昨日は長女の大学入試の共通テストでした。
自己採点の結果は、実力は発揮できたかなと思います。
この先1か月、私立の受験も始まり本格的な受験シーズンに
突入します。
高校受験と違った緊張感が我が家では漂っています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。