ネットバンキングのデータを仕訳に変換する方法15~手数料の処理

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振込手数料については、会社で負担する場合と先方に負担
してもらう場合の二通りがあります。
会社負担の場合の科目は振込手数料ですが、先方が負担する
場合の科目は、買掛金・未払金・未払費用等の科目になり、
この判別が必要になります。

ネットバンキングのデータを仕訳に変換する方法14のコードで、
a=a+1の前に次のコードを追加します。

If Worksheets(“Sheet1”).Cells(a, 2).Value = 999 Then
If Worksheets(“Sheet1”).Cells(a – 1, 2).Value = 312 Then
Worksheets(“Sheet1”).Cells(a, 2).Value = 312
Worksheets(“Sheet1”).Cells(a, 5).Value = Worksheets(“Sheet1”).Cells(a – 1, 5).Value & “手数料”
End If
End If

Sheet1のCells(a,2)つまりB列がまだ999(諸口の科目CD)を対象とします。
もし、科目コードが999でかつ、その列の一つ前の列が312(買掛金の科目コード)
だったときはその列の借方の科目コードも312とする。
摘要の列も、ひとつ前の列の値に”手数料”をくっつける
というコードです。

これを実行すると次の画面になります。
2508061
振込手数料も買掛金の減少の仕訳とすることができました。