「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー

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弱者には弱者の戦い方があるんだなあと納得しながら読んでいて、選手たちも非常に
おもしろい考え方を持っていて、さすが開成と思いました。

強豪校は選手は各地方から集められ、設備も時間もある中で練習していて
かたやグランドも満足に使えないチームが同じことやろうとしても無理である
ことが明らかなので、それを十分認識することが非常に大事なんだと思いました。

その上でできることをやって、試合をすることこそ万が一にも強豪校に勝てる
可能性があることに気付いている監督や選手はスゴイです。

これってビジネスにも十分通じる考え方で、孫子の言う
彼を知り己を知れば百戦して殆うからず
ってことなのかなあと思いました。

ただ、書いてあることが最初から最後まで似たようなことばかりで、また理屈っぽいことをずっと
読まされると、途中で読んでいて疲れてきてしまったのが残念でした。