データの数を数える~DCount関数の使い方

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DCount関数は、ただデータの数を数えるのではなく、順番を付けることにも使えます。

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カウントのクエリは次の通りです。

カウント: DCount(“*”,”請求書サブ”,”工事NO=” & [工事明細].[工事NO] & “” & ” and ” & “工事明細NO<=” & [工事明細NO] & “”)
これだと少しわかりにくいので、詳しく解説すると、
二つの条件で数を数えます。
一つ目が工事NO。工事NOが変わるごとにデータの個数を1から数え直します。
次に工事明細NO。この工事明細NOを条件に付けることで、順番を付けることができます。

“工事明細NO<=” & [工事明細NO] & “”
この意味合いですが、
工事明細NOが60のときは、工事番号が7で、工事明細NOが60以下のデータの数は1個なのでDCount関数の計算値は1になります。
工事明細NOが61のときは、工事番号が7で、工事明細NOが61以下のデータの数は2個なのでDCount関数の計算値は2になります。
工事明細NOが62のときは、工事番号が7で、工事明細NOが62以下のデータの数は3個なのでDCount関数の計算値は3になります。
工事明細NOが63のときは、工事番号が7で、工事明細NOが63以下のデータの数は4個なのでDCount関数の計算値は4になります。
・・・・・・
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□で囲った部分を見てもらえれば、その流れが分かると思います。
こんな感じで番号を付けていきます。

ちなみに”工事明細NO<=” & [工事明細NO] & “”がないと単純に工事NOごとのデータの個数
になります。
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工事NO7のデータですが、下の方に一つあるので、見た目は9個ですが実際は10個です。

DSum関数で合計を計算するときの考え方も同じです。
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昨日は久しぶりにワインを嗜みました。
普段はビールしか飲まないのですが、やはり多少ですが値の張る
ワインは飲みやすく、美味しかったです。

本日も最後までお読みいただきりがとうございます。