データを参照する~DLOOKUP関数の使い方②

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普通にテーブルをつなげるだけだと、工事テーブルのデータのうち、担当者CDがあるデータ
しか表示されません。それでは困るので、結合の種類を変更します。
2802022
これで工事テーブルのすべてのデータが表示されるようになりました。

そして前回設定したDLOOKUP関数では、担当者CDのないデータについてはエラーになって
しまいます。
2802023
それを回避するために、DLOOKUP関数の算式を少し変更します。
担当者2: IIf(IsNull([工事].[担当者CD]),””,DLookUp(“担当者名”,”担当者”,”担当者CD =” & [工事].[担当者CD] & “”))
もし担当者CDが空白なら、空白を、そうでなければ担当者名を表示するようにします。
ExcelのVLOOKUP関数とIFERROR関数と同じような関係です。

実行結果です。
2802024
これでエラーを回避することができました。

DLOOKUP関数で表示させる場合、クエリの結合のように担当者テーブルはなくてもデータを
参照できるので、担当者CDのあるテーブルは工事テーブルだけになるので、敢えてテーブルを指定する
必要はなくなるので、下の数式のようにテーブル名を省略できます。
担当者2: IIf(IsNull([担当者CD]),””,DLookUp(“担当者名”,”担当者”,”担当者CD =” & [担当者CD] & “”))

2802025

どちらの方法がいいかというと、どちらでもいいのであとは好みの問題ですが、
DLOOKUP関数はこういった簡単な使い方から、AccessVBAでDLOOKUP関数で値を参照して
更新・加工することにも使うので、慣れる意味でもDLOOKUP関数を使っておくことをお勧めします。

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何とか昨日提出書類をまとめて電子送信できました。
2月に入り、確定申告のスタートまで少し気が抜け気味
ですが、早めに着手・終了できるように、資料の
回収に努めます。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。