データベースの基本12~主キーの設定

Pocket

テーブルの設定の最後に主キーを指定します。主キーとは先ほど説明した通り、絶対に同じデータ
があってはならないフィールドのことです。
得意先テーブルでいえば、得意先CD、請求書テーブルで言えば、請求書NO、納品明細テーブルであ
れば、納品IDです。

なぜこれらのデータが絶対に同じ値があってはけないかというと、同じ得意先CDの取引先が二つ
あった場合、ある取引があった場合、同じ得意先CDではその取引がどちらの得意先なのかパソコ
ンが判断することができません。

人間であれば何月何日の取引は、こっちのA001のA商店で、この日はA001のB商店という判断もでき
ますが、これもこれでややこしい話です。

請求書NOについても、同じ番号があるとAccessが取引明細をどちらの請求書に振ったらいいのか
わからなくなってしまい、データの整合性が保てません。

この辺は常識的な判断をしてもらえればと思います。

そのようなデータの取り方をするフィールドには必ず主キーを設定します。

鍵のマークが主キーの設定されているフィールドです。通常はテーブルを設計する場合最初に
主キーになるべきフィールドから設定していくので、一番上のフィールドが自動的に主キー
として設定されます。

もし違うフィールドを主キーとして設定する場合は、新たに主キーとするフィールドを選択し、
デザインタブの主キーをクリックすると主キーを変更することができますが、実際そのような
設定をすることは稀です。

===============================================
確定申告が近づいてきたこともあり、最近資産税の依頼をよく受けます。
相続の案件ももうすぐ終わり、譲渡所得の申告もそんな複雑ではなかった
ので、すぐにまとまりそうです。しかし資産税はミスると怖いので、慎重
にやっていきます。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。