勤務管理表を作る~勤務時間の集計

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入力した勤務時間を集計します。

作成タブのクエリデザインから、勤務時間計算クエリを選択し赤枠のフィールドを
選択し、集計をクリックします。
2804011
集計の種類は、上の図のように変更し、日付については、抽出条件として、
Between [いつから] And [いつまで]
とお決まりの抽出条件を入力します。

集計結果です。
2804012
ここで問題になるのが、60分を超えた分の扱いです。
その場合は最初に分の合計を60で割って端数を切り捨てて時間を計算します。
→時間換算: Int([分修正の合計]/60)

次に分で時間に換算した時間を時間修正に足します。これで勤務時間が分かります。
→時間合計: Nz([時間修正の合計])+Nz([時間換算])

最後に1時間未満の端数を求めます。AccessにはExcelのMod関数がないので、違う方法
で余りの時間を計算します。
集計した分の合計から時間換算の時間数に60をかけた数字を引いて端数を求めます。
→分換算: IIf([分修正の合計]>=60,[分修正の合計]-60*[時間換算],[分修正の合計])
IIF関数を使うのは、もし分の合計が60分に満たない場合はマイナスになってしまう
ため、分の合計が60を超えている場合のみこの処理をするようにします。

実行結果です。
2804013
あとは時給をかければ給与計算ができます。

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昨日は事務所の確定申告の打ち上げでした。社員の要望で焼き肉を食べに
行きましたが、もう焼肉はいいと思うに十分すぎる今朝の胃のもたれっぷり
でした。年々体が肉を受け付けなくなってくる

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。