Excelで資金繰り表~使用方法①

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前回アップした資金繰り表でイマイチうまく動かないところがあったので、
再度ダウンロードして下さい。


この資金繰り表の使い方ですが、今回は売上高と回収比率を登録します。
2604111

一番最初にすべきことは、赤枠部分の期首月を入力します。
3月決算であれば、4と入力します。

その次に予測の売上を入れて、増減率は1を入れます。

売上を入れたら、次は原価率(オレンジ色部分)を入れます。原価率というよりも限界利益率という言い方の
方が正しいです。
ですので、
原価の中でも固定費を除き、一般管理費でも変動費に該当するものがあるときはその点を
考慮して、原価率を入れて下さい。

次に入れるのは、回収比率と支払比率です。
今回の例ですと、
売掛金のうち、7割が振込、2割が手形、1割が現金売上となります。
振込のうち、8割が翌月、2割が翌々月
受取手形のうち、60日の手形が5割、90日の手形が5割
という設定です。

買掛金については、
振込が5割、手形が4割、現金仕入が1割です。
振込は翌月が10割。
手形は120日の手形が10割、という設定です。

できるだけ細かく設定した方が、より正確な試算ができます。

随分前に、本屋でExcelファイルの資金繰り表がCD-Rに入った本を買いましたが、うまく動きませんでした。
あれは私の使い方が悪かったのか、そもそも不良品だったのか未だに分かりません。
でも
どうしても回収比率や支払比率まで考慮した資金繰り表が欲しくて、時間があるときに
作りました。
我ながらいい出来です。是非お使いください。

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。