Accessで給与計算16~ADOを使って給与明細データの追加②

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前回は給与明細のデータだけを追加しましたが、折角なので追加と同時に基本給や通勤手当
住民税など、従業員テーブルに登録されているデータで、給与計算でも使うデータを
従業員情報から給与明細テーブルに移します。

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Private Sub コマンド2_Click()
Dim cnn As ADODB.Connection
Dim rs As ADODB.Recordset
Dim cnn1 As ADODB.Connection
Dim rs1 As ADODB.Recordset

Set cnn = CurrentProject.Connection
Set rs = New ADODB.Recordset
Set cnn1 = CurrentProject.Connection
Set rs1 = New ADODB.Recordset

rs.Open “従業員情報”, cnn, adOpenKeyset, adLockOptimistic
rs1.Open “給与明細”, cnn1, adOpenKeyset, adLockOptimistic

rs.MoveFirst
Do Until rs.EOF
If rs!退職 = 0 Then
rs1.AddNew
rs1!社員CD = rs!社員CD
rs1!支給日 = Me!テキスト0
rs1!基本給 = rs!基本給
rs1!通勤手当 = rs!通勤手当
rs1!住民税 = rs!住民税

rs1.Update
End If
rs.MoveNext

Loop
rs.Close
Set rs = Nothing
cnn.Close
Set cnn = Nothing

rs1.Close
Set rs1 = Nothing
cnn1.Close
Set cnn1 = Nothing
End Sub

太文字にした部分が前回から追加した部分です。
これと言って解説することはありませんが、退職者の分の明細までは増やす必要が
ないので、If関数で、従業員テーブルの従業員のうち、退職に✔がついていない人
だけ明細を作るようにします。

実行結果です。
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ADOを使うとテーブル間のデータのやり取りがを自由にできて大変便利です。
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昨日は事務所の忘年会。
近所のお寿司屋さんでやりましたが、宴会コースのためか、料理が凄い勢い
で出てきて、あっという間に満腹になってしまいました。
やっつけ仕事っぽい感じで正直残念でした。
次はないかな・・・

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。