Accessで試算表を作る4~VBAコードで集計する理由

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Accessで試算表を作ろうとした場合、クエリでは作れません。

8割がたできます。でも残りの2割が詰め切れません。

その2割部分は何かというと、縦計です。

Accessは横の計算は問題なくできますが、縦の計算には滅法弱いのです。
例えば、売上が何種類かあってそれを売上合計として集計しようとします。

そうすると
売上1
売上2
のそれぞれの合計は簡単に集計できます。
でも
売上1
売上2
売上高合計→これを集計する術がクエリにはありません。

では縦の計算を集計するためには、クエリではなく集計結果をテーブルに
データとして格納するしかありません。

そのために長い長いVBAコードを記述しました。

Excelであれば簡単にできることですが、Accessではできない最たる部分
だと思います。

いずれにしろ、クエリでやろうと思っても
前月繰越、当月借方発生、当月貸方発生、次月繰越
をDSUM関数でやるとなると相当のPCへの負荷がかかります。

今回作ってみて思ったのですが、
クエリでDSUM関数を使うのと、VBAでDSUM関数を使うのでは、
処理するスピードは圧倒的にVBAでDSUM関数を使った方が早い
ことに気づきました。

その点からもVBAを使うメリットがあります。

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年末年始は台湾に行ってきました。
台湾は春のような陽気でとても過ごしやすかったです。
その分日本の寒さが身に応えます。。

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