DCount関数の代わりに集計クエリのカウントを使う

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前から説明してきた通り、関数を使うと処理速度が落ちます。
それはDCount関数についても同様です。

例として、下のテーブルのデータのうち、日付が空白のレコードの数を数えます。

DCount関数を使った場合は次の算式になります。

日付空白: DCount(“*”,”カウント”,”日付 is null”)

実行結果です。

正しく集計できました。

しかしレコードの数を数えるくらいなら、集計クエリのカウントでも十分できます。
下の図のようにクエリの設定をします。

日付をWhere条件にして、null と入力することで、日付が空白であるレコードという条件付け
ができます。DCount関数のWhere条件と対応します。

あとは日付が空白のIDの数をカウントします。

DSum関数よりも集計クエリの合計を使った方が、集計が早く、
DCount関数も、集計クエリのカウントを使った方が集計が早いです。

Accessデータベースを効率よく運用するには、いかに関数を使わずに済ませるかが
大事なポイントです。
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今日は朝6時にお客さんのところに訪問してからの、名古屋で会議です。
朝型の生活をしているので、その時間にアポが取れた方が助かります。
暑くないし、道すいてるし。いいスタートが切れました。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。