売掛金の消込をする場合、例えば補助(枝番)で管理できていれば枝番毎に
補助元帳を見ていけば、消込は取引先毎にできます。
でも、補助科目を使って管理するのは案外面倒です。
毎回入力の都度補助科目を入れて、新しいものが出てきたら随時追加するする必要
があります。
ここまでやれば正確なものが出てきますが、Excelのピボットテーブル機能を使えば
そこまでしなくても消込するには十分の資料が簡単に作れます。
最初に売掛金の元帳をExcelにエクスポートします。
Excelに落としたら、全範囲を指定して、ピボットテーブルをクリック。
行ラベルに摘要、日付の順番で設定。
値は借方、貸方の順で、集計値は合計にします。
実行すると、取引先毎日付順で借方と貸方の動きに集計されます。
あとはこれを使って消込をしていきます。
もらい漏れがないかこれなら簡単に確認できます。
ここで一番重要になるのが、摘要の入力の仕方です。
必ず売掛金の借方取引も貸方取引も同じ摘要を使ってください。
ですので「○×商事 12月分」と摘要を入れると
○×商事
と
○×商事 12月分
はExcelでは別物と判断してしまいます。そうなると集計に支障をきたします。