工事台帳に予算管理機能を追加5~予算入力フォームの作成④

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著書 経理業務のためのAccess実践講座の補足です。

予算を入力するフォームの外形は整いましたので、コマンドボタンをクリックしたときの処理を
解説します。

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二つあるコマンドボタンボタンのうち、最初に工事NOを検索するコードを記述します。
既に工事検索フォームがあるので、これを呼び出します。
コマンドボタンのプロパティ⇒イベントタブ→クリック時からVBEを開きます。

Private Sub コマンド19_Click()
DoCmd.OpenForm “工事検索”
End Sub

真ん中のコードを入力します。

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工事予算メインフォームから工事検索フォームが表示できるようになりました。

次に工事検索フォームから工事予算テーブルに工事NOを代入します。
先にその動作をするコマンドボタンを作ります。
既にあるコマンドボタンをコピーして貼り付けます。
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コピーしたコマンドボタンのプロパティ⇒イベントタブ→クリック時からVBEを開きます。

Private Sub コマンド12_Click()
Forms!工事予算メイン!工事NO = Me!工事NO
End Sub
上記のコードを入力します。

しかし今回作ったコマンドボタンは、可視→いいえ、仕様可能→いいえ
になっているので、工事予算フォームから工事検索フォームを開いただけでは
コマンドボタンが表示されません。

そこで工事予算メインフォームのコマンドボタンのVBAコードを手直しします。

Private Sub コマンド19_Click()
DoCmd.OpenForm “工事検索”
Forms!工事検索!コマンド12.Visible = True
Forms!工事検索!コマンド12.Enabled = True

End Sub

太字部分を追加します。
1行目はコマンドボタンの可視を「はい」
2行目はコマンドボタンの使用可能を「はい」
に変更するコードです。

工事予算メインフォームから工事検索フォームを開くと、コマンドボタンが表示されます。
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詳しくは著書の135ページをご参照下さい。

新たに予算データを追加するときは、先に工事予算メインフォームを開いて、工事検索フォームを開く。
既にある予算データを変更するときは、工事検索フォームから工事を選択し、工事予算フォームを開く、
そんな流れになります。