経営とは一言で言うと、「差別化」で集約されると思います。
Aという商品とBという商品があるとします。
見た目も品質もほとんど同じ。ではどちらを選びますか?
これだけでは決められないと思います。
重要な要素が欠けています。
それは「価格」です。
では、Aは100円、Bは90円だったとします。
どちらを選びますか?ほとんど大部分の人がBを選ぶことになる
と思います。
商品が見た目も品質もほとんど同じであるならば、購買の決定要因
は価格になってしまいます。これ「同質化」と言います。
これは商品に限らず、サービスでもそうですし、もっと言うなれば
仕事のスキルにも当てはまります。
税理士事務所に当てはめてみると、同じサービスを提供するのであれば
月額顧問料の安い方を選ぶのは当たり前のことです。
そして人を採用する場合、まったく同じスキルを持った二人が選考に
残ったとします。片方の希望の給与が500万円、もう一人が480万円。
この場合も給与が安くて済む方を採用する可能性が高くなります。
つまり同質化が起こるとどんどん価格競争が進んでいくことになります。
そしてそこに巻き込まれると厳しい現実を押し付けられます。
そうならないためにも、何か差別化する要因が何としても欲しいところ
です。
つづく。
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これから経営に役立つ雑感的な記事も上げていこうと思います。
自分の頭の整理に役立てればと思います。興味をお持ちの方は
是非お付き合いください。よろしくお願いします。
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。