クエリで集計したデータを違うテーブルに掃き出す②

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前回作ったクエリのデータを、今度はテーブルで受けます。

受けるテーブルを作ります。
2803171

このテーブルにクエリの集計結果をレコードとして入れていきます。
2803172

VBAを実行するための簡単なフォームを作ります。
作成タブのフォームデザインを選択し、コマンドボタンを一つ配置するだけです。
2803173

このコマンドボタンのプロパティにADOでコードを入力します。

Private Sub コマンド0_Click()
Dim cnn As ADODB.Connection
Dim rs As ADODB.Recordset
Dim cnn1 As ADODB.Connection
Dim rs1 As ADODB.Recordset

Set cnn = CurrentProject.Connection
Set rs = New ADODB.Recordset
Set cnn1 = CurrentProject.Connection
Set rs1 = New ADODB.Recordset

rs.Open “商品”, cnn, adOpenKeyset, adLockOptimistic
rs1.Open “売上集計抽出”, cnn1, adOpenKeyset, adLockOptimistic

rs.MoveFirst
Do Until rs.EOF
rs1.AddNew
rs1!商品CD = rs!商品CD
rs1!商品名 = DLookup(“商品名”, “売上集計”, “商品CD='” & rs!商品CD & “‘”)
rs1!数量 = DLookup(“数量の合計”, “売上集計”, “商品CD='” & rs!商品CD & “‘”)
rs1!単価 = DLookup(“単価”, “売上集計”, “商品CD='” & rs!商品CD & “‘”)
rs1!金額 = DLookup(“売上金額”, “売上集計”, “商品CD='” & rs!商品CD & “‘”)

rs1.Update
rs.MoveNext

Loop
rs.Close
Set rs = Nothing
cnn.Close
Set cnn = Nothing

rs1.Close
Set rs1 = Nothing
cnn1.Close
Set cnn1 = Nothing

End Sub

これでコマンドボタンを押すとクエリのデータがテーブルに移ります。
実行結果です。
2803174

ADOを使うとこのようなこともできてしまいます。
これは簡単な例ですが、今後深堀していきます。

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今日は娘の小学校の卒業式。昨日は娘から「お父さんへ」という手紙をもらいました。
知らない間に子供は立派に育っているんだなあとしみじみ。

子供の成長も早いけど、おっさんの歳を取るのも早いです。

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。