データベースの基本③~預金通帳を分解してみる2

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銀行の大きなサーバーには、大きく簡単に分けると、顧客の情報とその取引明細が保存されています。

いま顧客には二人の顧客が登録されていますが、取引の明細を見てみても、どちらの取引明細なのかが分かりません。

区別するには二つの方法があります。
一つ目は顧客ごとに取引テーブルを作ることです。
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顧客によってテーブルを変えて明細を蓄積していくことで誰の取引明細なのかわかります。

もう一つの方法は次のように取引テーブルを変更します。

口座番号というフィールドを取引テーブルに追加しました。これであれば取引の明細がどの口座で行われたのかがわかります。
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ではどちらの方法がいいでしょうか?
最初の方法、口座ごとに取引テーブルを分ける方法だと、パっとみて一連の取引が分かるし、見やすく、発想もExcelっぽいです。ただこの方法だと口座の数がどんどん増えていった場合それに比例してテーブルの数も増えていき、管理が大変そうです。そもそも口座が増えるたびにテーブルを作らないといけないし、取引を入れるテーブルも自分で探して取引を入れないといけません。これでは膨大ではなくてもちょっとしたデータでも管理不能になるのはご理解いただけると思います。

ですので当然取られている方法は後者だと思います。
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今週は雨が多く、思った通りのトレーニングができません。
来月末には今シーズン最初のフルマラソン。
なんとか3時間走れる体に仕上げないと。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。