データベースの基本10~データ型を決める②

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③日付型
日付型もよく使いますが、これは好みの問題です。

私は日付(S)をよく使います。Accessでデータベースを組むとき、後々解説しますが、フォームやレポートを作るときに、スペースがない場合が多々あります。そのときは幅をあまり使わない、S型のほうがいいです。時刻型も同じように考えますので、時刻(S)をおすすめします。

④オートナンバー型
オートナンバー型はその名のとおりAccessが自動で番号を付けるデータ型です。オートナンバー型は伝票番号などに使います。得意先CDや商品CDなどは、CDに意味を持たせる場合があります。例えば地域だったり商品の区分だったり。そんな時はテキスト型にせざるを得ませんが、伝票番号など特に番号に意味を持たせる必要がない場合は、通常オートナンバー型を使います。
オートナンバー型はもともとは数値型の長整数型です。

⑤Yes/No型
Yes/No型は、☑で、✔がついていればYes、ついていない場合はNoというデータ型です。例えば、社員テーブルに退職した社員と在職の社員を区別する場合、退職というフィールドをこのデータ型を使用して、✔がついていれば退職というようにレコードを明確に区別することができます。
数値ではYesの場合は「-1」、Noの場合は「0」と表します。

⑥ハイパーリンク型
ハイパーリンク型は、リンク先のURLを張り付けるときに使います。

仕様書や注文書をPDF等に加工し、その画像を納品書とリンクさせたいときにその画像があるリンク先を指定すると、画像のリンク先をクリックするだけで、そのPDFファイルが開き、情報を一元管理することができます。画像とデータをリンクさせるには大変便利な機能で、実務でもお客さんの要望で設定する機会が多いです。
リンク先はPDFファイルであれば、PDFファイルのショートカットを作り、そのプロパティを開くとリンク先が表示されているので
そのリンク先をコピペで貼り付けます。

以上6つのデータ型の説明をしてきました。それ以外のデータ型はほとんど使うことがないと思うので、その必要性が出てきた時だけご利用ください。

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早いもので今月も半分が経過しました。
去年の末に初めて相続税の申告書を出しました。研修の話をくだけでしたが、いざ自分が
やってみると、いろいろと勉強になることばかりでした。

本日も最後までおよみいただきありがとうございます。