リストボックスの活用~応用⑤

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より実践的な内容に入ります。
今回の内容までのファイルです。こちらもご利用下さい。

折角リストボックスで科目ごとに摘要が表示されるようになったので、これを出納帳に応用します。
下の図のように、Sheet2を追加して、表を作成して下さい。
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一番下の行を何色でもいいので分かるようにして頂き、名前の定義をして下さい。
名前は出納帳にして下さい。

次にユーザーフォームを図のように変更します。
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テキストボックスのオブジェクト名を、日付と金額に変更して下さい。
参考ユーザーフォームの活用~基本④

新しく追加したコマンドボタンに次のVBAコードを入力します。
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ユーザーフォームの値は簡単にシートに転記できます。
右辺が、転記したいセルの場所。
左辺が、転記するテキストボックス・リストボックスのオブジェクト名です。

ちなみにaは常に名前で定義した「出納帳」の範囲の一番下の行数をとります。
a = Worksheets(“Sheet2”).Range(“出納帳”).Rows.Count
Rows.Countは行数をカウントします。それをaに代入し
Worksheets(“Sheet2”).Range(“出納帳”).Rows(a).Insert Shift:=xlDown
その行数で行を一行挿入します。
挿入した行にデータを転記します。

実行結果です。
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転記を押した分だけどんどん名前で定義した「出納帳」にデータが追加されます。
まだまだ細かい設定が必要ですが、大まかな流れは以上です。ここまで来るとなんとなく使えそうだな
とうイメージを持っていただけたかなと思います。