例えば伝票処理する場合、消費税を乗せる場合があります。
そのとき、得意先によっては端数切捨てだったり、四捨五入だったり
することがあると思います。
そんなときもIIF関数で対応します。
明細毎に切捨・四捨五入が違うということはないと思うので、通常は
得意先毎に処理方法を指定します。そんなときは得意先情報のところで
まとめて管理します。
消費税端数処理にチェックを入れると切捨て、そうでない場合は四捨五入とします。
取引明細毎に切り替わるときは(あまりないと思いますが)取引明細
のテーブルにフィールドを作ります。
あとはクエリの設定。
分かりやすいように端数処理する前のフィールドと、端数処理したフィールドを
比較します。
ちなみに税込金額の数式は次の通りです。
税込金額: IIf([税込]=0,IIf([消費税端数切捨]=-1,Int([金額]*(1+[消費税率]/100)),Int([金額]*(1+[消費税率]/100)+0.5)),[金額])
実行結果です。
四捨五入の仕方は、切捨ての場合はINTで数式を括り端数を切り捨て、
四捨五入のときは0.5を足してからINTで数式を括り端数を切り捨てます。
たかが1円、されど1円です。納品書や請求書は1円単位で合わせようとすると
この調整が必要です。
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来年の確定申告期に向け、広報活動が活発になってきました。
年末のことよりももうすぐ確定申告始まるんだなあと思うように
なってきました。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。