Accessで給与計算3~テーブルの作成②

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次に給与明細テーブルを作成します。

給与明細テーブルは、基本的には勤怠情報を入れる項目になります。
ですので、勤務時間、残業時間、有給消化、等々細かい勤怠情報を入れますが、
今回はとりあえず月給制の基本的な計算ソフトを作るので、この程度で留めます。
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しっかりしたものを作ろうとすると、フィールド数が増えて、解説もややこしくなるので
また後日解説するとします。

これ以外の項目は、クエリで参照します。
源泉所得税→これは源泉徴収税額表テーブルから参照。
健康保険・厚生年金保険料もテーブルから参照。
雇用保険は、5/1000をかけて算出。
住民税は従業員情報テーブルから参照。

ですので、これらの項目はフィールドを設定する必要はありません。

IDは特にこだわりはないので、オートナンバー型で。

その他手当の課税と不課税の違いは、源泉所得税の計算に含めるか含めいないか
の違いです。
例えば、家族手当のようなものは課税対象ですが、年末調整の還付金は不課税、
このような感じで使い分けます。

数値型のフィールドサイズですが、所定労働日数のみ単精度浮動小数点型であとは
長整数型です。

実際の運用となっときには、これら以外にも残業時間とか、休日出勤時間、欠勤時間
等々のフィールドを追加していきますが、今回は最初に大枠を作るのでテーブルの数は
少なめにしました。

今年もあと2か月になってしまいました。
11月からは繁忙期に突入です。余裕をもって過ごせるように、
前倒しで仕事を進めて行きます。

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。