カテゴリー別アーカイブ: 出納帳

日付の修正

お客さんのほうで、独自の形式でExcelで現金出納帳を付けている場合に、よくある点として
日付が、月と日でセルが違うケースがあります。
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そんなときは、date関数を使って、月と日を結合して一つのセルにまとめます。

そして一つにまとめたセルをインポートのフォーマットにコピーするときの注意点です。
普通にコピー貼り付けをしてしまうと、コピーしているのは数式なので、そのままコピーするとエラーになってしまいます。

そうならないために、コピーする際に、「形式を選択して貼付け」で「値」を選択して貼り付けます。
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こうすることで、数式の値を貼り付けることができます。

CSVファイルとして保存する方法

会計ソフトにインポートするときは、基本的にCSV形式で保存する必要があります。

ではどうやってCSV形式にするか説明します。

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CSVファイルへの変換は、「名前を付けて保存」で、保存するときのファイルの種類を
CSV(カンマ区切り)を選択し、保存をクリックして下さい。

これでCSV形式で保存することができました。
あとは、会計ソフトからインポートをかける際に、このCSVファイルを選択して下さい。

Excel現金出納帳の摘要の入力の仕方

摘要の入力の仕方はどちらが効率よく会計ソフトにインポートできるでしょうか?
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一般的には左側の、①どこで ②何を が一般的です。
しかし、効率を考えると、右側の①何を ②どこで の並びに変えた方が効率がいいです。

これを摘要を基準に並べ替えます。 
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違いがわかりますか?
では、どちらが科目ごとに並んでいるかというと、右側の①何を②どこでの並びです。

ですので、現金出納帳のデータを入金出金順に並べ替えるときに、レベルを一つ追加して、摘要についても
並べ替えを同時にかけます。
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並べかえたデータをあとは貼り付けるだけです。

「何を」を基準に並べ替えをしたので、切手は切手で、印紙は印紙でまとまっています。
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こうしておけば、現金出納帳の科目の変更も、Excelでできて更に効率があがります。

現金出納帳のデータを会計ソフトにインポートする方法①

現金出納帳のデータを会計ソフトにインポートできるようにフォーマットを整えます。
会計ソフトによってフォーマットが異なるので、その点はご使用のソフトのマニュアルをご覧ください。
図1 出納帳のサンプル
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このデータを最初に入金の仕訳と出金の仕訳に区別します。
図2 
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A列からD列のデータのある範囲を選択し、データタブの並べ替えをクリック。
図3
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C列を基準に昇順で並べ替えをし、入金取引を上に、出金取引を下に並べ替えます。
図4
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あとは、これを会計ソフトのインポート用のフォーマットに貼り付けます。

科目コードについては、入金取引の借方科目が現金の科目コードを、
出金取引の貸方科目が現金の科目コードが入ります。

残りは、その相手科目ですが、とりあえず諸口のコードを入れて会計ソフトにインポート
して、会計ソフトの方で科目コードを変更します。

これが一番簡単な会計ソフトへのインポートの仕方になります。

インポートの仕方は会計ソフトのマニュアルをご覧ください。

Excelの現金出納帳の作り方

先日Excelの出納帳を付けることが第一歩と書きましたが、
出納帳は別に凝ったものでなくても構いません。
普通の出納帳で十分です。
図1
出納帳1
図1のように様式を整えます。日付は、後々インポートまで考えると、
月と日を分けると、あとでくっつける必要があるので、できれば月と日は同じセル
に入れた方がいいです。

図2
出納帳2
E3に算式を入力し、そのまま下にドラッグ。
図3
出納帳3
行を削除すると削除した行より下の行がエラー表示になるので、図2の作業をすると
エラーは直ります。
出納帳はこれで完成です。

少し凝りますと、図2の算式では、入金と出金の欄に金額の記載がない場合も残高が
計算されてしまいます。そんなときは、図2のE3の算式を変更し、下にドラッグします。
=IF(C3&D3=””,””,E2+C3-D3)
図4
出納帳4
こうすることで、図4のように入出金のデータがない行は残高が表示されません。
ちなみに、””(半角のダブルコーテーション二つ)は空白という意味です。

もし、C3とD3が空白ならば、空白を、そうでない場合は、算式の値を入れる
ということです。

図3までで充分ですが、関与先に渡すときは多少手の込んだ方が喜ばれるかも
しれません。

私がお客様に提供している出納帳です。摘要を登録して繰返し使えるなど、
できるだけ入力作業が少なくなるように作成しました。
現金出納帳のダウンロードはこちらから。

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