カテゴリー別アーカイブ: 出納帳

日付の並べ替え~その1 範囲指定

前回一番下のセルまで移動させるマクロを作りましたが、次は
日付が前後した場合、ワンクリックで日付順に並べ替えるマクロを紹介します。

今までセルの指定の仕方は、Cells(1,5)といった指定の仕方でした。
この指定の仕方だと、一つのセルしか指定できません。

ある範囲のセルを指定したい場合、次のように記述します。

続きを読む

最下行への移動

行数が100、200となると次入力するところまで行を移動させる
必要が出ていきます。

かといって、シートを変えるのは後で会計ソフトにインポートさせる
ことを考えるとあまりお勧めできません。

今回は、ワンクリックで入力行まで移動するマクロを紹介します。

続きを読む

日付の欄に空白がある場合の処理②

日付の欄に空白がある場合の処理の追加の解説です。

B列の動きについて解説をします。
コードです。

If Cells(a, 2).Value = “” Then
 ※Cells(a, 2).Value = Cells(a – 1, 2).Value
End If

これもaに数字を当てはめていけば難しくはありません。

続きを読む

日付の欄に空白がある場合の処理

以前、日付は月と日は分けない方が、簡単に会計ソフトのフォーマットに
変換できると書きましたが、では月と日が分かれてしまっている場合どうする
のか?
2506291
この場合もExcelVBAで一発で変換できます。
コードを記述すると次の通りです。

続きを読む

マクロの登録

Excelのシートにコマンドボタンを配置して、コマンドボタンをクリックすることで
マクロを実行できるようにします。

挿入タブ→図形→額縁をクリックします。
2506281

コマンドボタンを作りたい場所でクリックし、サイズはドラッグしながら調整して下さい。
2506282
これでコマンドボタンの配置が完了しました。

次にマクロを登録します。
配置したコマンドボタンの上で、右クリックを押して、マクロの登録をクリックします。
2506283

ここで登録したいマクロを選択し、OKをクリック。
2506284
これでマクロの登録も完了しました。これでコマンドボタンを押すことで、マクロが実行できるようになりました。

行数の調整

シート間のデータのやりとりについて追加したプログラムです。
Dim a As Integer
a = 3
Worksheets(“元のデータ”).Activate
Do Until Cells(a, 1).Value = “”
Worksheets(“インポート”).Cells(a – 1, 1).Value = Cells(a, 1).Value
Worksheets(“インポート”).Cells(a – 1, 5).Value = Cells(a, 2).Value
If Cells(a, 4).Value = “” Then
Worksheets(“インポート”).Cells(a – 1, 2).Value = 101
Worksheets(“インポート”).Cells(a – 1, 3).Value = 999
Worksheets(“インポート”).Cells(a – 1, 4).Value = Cells(a, 3).Value
Else
Worksheets(“インポート”).Cells(a – 1, 3).Value = 101
Worksheets(“インポート”).Cells(a – 1, 2).Value = 999
Worksheets(“インポート”).Cells(a – 1, 4).Value = Cells(a, 4).Value
End If
If Cells(a, 2).Value Like “*印紙*” Then
Worksheets(“インポート”).Cells(a – 1, 2).Value = 726
End If
If Cells(a, 2).Value Like “*切手*” Then
Worksheets(“インポート”).Cells(a – 1, 2).Value = 724
End If
If Cells(a, 2).Value Like “*引出し*” Then
Worksheets(“インポート”).Cells(a – 1, 3).Value = 121
End If
a = a + 1
Loop
End Sub
①シート名「インポート」を参照しているときは、Cells(a-1,1)
②シート名「元のデータ」を参照しているときは、Cells(a,1) となっています。
2506271
これはシート名「インポート」では、3行目からデータがスタートしていますが、
シート名「元のデータ」では2行目からデータがスタートしています。
このずれを調整するためにシート名「インポート」ではa-1としています。

Worksheets(“インポート”).Cells(a – 1, 1).Value = Cells(a, 1).Value
a=3のとき 
Worksheets(“インポート”).Cells(a – 1, 1).Value →A2
Cells(a, 1).Value →A3
・・・
a=12のとき 
Worksheets(“インポート”).Cells(a – 1, 1).Value →A11
Cells(a, 1).Value →A12 

このようにシートによってどの行からスタートさせるのか違う場合は変数に対して
引き算で調整します。