このExcelの推移グラフですが、結構奥が深いです。
最初に確認するのは、売り上げのトレンド（緑の線）。
これが上を向いている（売上が増えている）か下を向いているか（売上が下がっている）
を確認します。
次に赤い線を見ます。
仮に緑の線が上を向いているが、その角度以上に赤い線が上を向いているようだと
回収サイトが長くなっていることが読み取れます。つまりは健全な売上増ではない
ということです。
逆に緑が上を向いていて、赤が下を向いている場合は、売上が伸びて回収条件もよく
なっている（あまりありませんが・・）ことになります。
ですので、緑のラインと赤のラインが平行ならば、回収サイトについては現状維持
ということです。
次は黄色の線。
緑の線が上を向いていて、それ以上に黄色の線が上を向いているときは、買掛金が増えている
ことになるので、粗利率が下がっていることがわかります。
これも健全な売上増ではありません。できれば緑の線よりも下を向いていることが望ましいです。
赤い線と黄色い線を比較したときに、平行であれば資金繰りは現状維持。
赤い線が上を向いている（売掛金が増えている）のに黄色い線は下を向いている
（買掛金が減っている）、この場合は資金が減る兆候です。
逆の場合は、資金が増える兆候です。これらの場合は現預金の棒線も合わせてみます。
確実にそうだとも言い切れませんが、このグラフを見ていればある程度の会社の状況
が分かります。
最近パソコンの将棋ゲームにはまっています。
昔から将棋は好きなんですが、弱いので、あまりやりませんでしたが、
安く売っていたので買ってみたら予想以上に面白い。しばらくはまりそうです。
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
