カテゴリー別アーカイブ: 給与計算

源泉徴収税額の計算方法が変わりました

給与計算をする上で、源泉徴収税額表が変わりました。

源泉徴収税額表(国税庁のHP)

大きな変更は、高額の給与の計算が細かくなったことでしょうか。
これをクエリで組むと、なかなかのクエリになりました。

このデータベースは大人数の給与計算を想定していないので、多少重くなっても
問題ないかなと思います。

今回は源泉所得税の計算を2つに分け、それを揃える形にしてみました。
最初に170万円未満の場合と、それ以上の場合に分け、最後にIIF関数で
正しい金額を選びます。

最初に170万円未満を計算します。
源泉: IIf([給料]>=950000 And [給料]<1700000,DLookUp(“源泉税額”,”源泉表”,”[以上]<=” & [給料] & “” & ” and ” & “[未満]>” & [給料] & “” & ” and ” & “[扶養人数]=” & [扶養] & “”)+([給料]-950000)*0.33693,IIf([給料]>=780000 And [給料]<950000,DLookUp(“源泉税額”,”源泉表”,”[以上]<=” & [給料] & “” & ” and ” & “[未満]>” & [給料] & “” & ” and ” & “[扶養人数]=” & [扶養] & “”)+([給料]-780000)*0.23483,IIf([給料]>=740000 And [給料]<780000,DLookUp(“源泉税額”,”源泉表”,”[以上]<=” & [給料] & “” & ” and ” & “[未満]>” & [給料] & “” & ” and ” & “[扶養人数]=” & [扶養] & “”)+([給料]-740000)*0.2042,Int(DLookUp(“源泉税額”,”源泉表”,”[以上]<=” & [給料] & “” & ” and ” & “[未満]>” & [給料] & “” & ” and ” & “[扶養人数]=” & [扶養] & “”)))))/1

次に170万円以上を計算
源泉高額: Int(IIf([給料]>=3500000,DLookUp(“源泉税額”,”源泉表”,”[以上]=3500000″ & ” and ” & “[扶養人数]=” & [扶養] & “”)+([給料]-3500000)*0.45945,IIf([給料]>=2250000 And [給料]<3500000,DLookUp(“源泉税額”,”源泉表”,”[以上]<=” & [給料] & “” & ” and ” & “[未満]>” & [給料] & “” & ” and ” & “[扶養人数]=” & [扶養] & “”)+([給料]-2250000)*0.4084,IIf([給料]>=2210000 And [給料]<2250000,DLookUp(“源泉税額”,”源泉表”,”[以上]<=” & [給料] & “” & ” and ” & “[未満]>” & [給料] & “” & ” and ” & “[扶養人数]=” & [扶養] & “”)+([給料]-2210000)*0.4084,IIf([給料]>=2170000 And [給料]<2210000,DLookUp(“源泉税額”,”源泉表”,”[以上]<=” & [給料] & “” & ” and ” & “[未満]>” & [給料] & “” & ” and ” & “[扶養人数]=” & [扶養] & “”)+([給料]-2170000)*0.4084,IIf([給料]>=1700000 And [給料]<2170000,DLookUp(“源泉税額”,”源泉表”,”[以上]<=” & [給料] & “” & ” and ” & “[未満]>” & [給料] & “” & ” and ” & “[扶養人数]=” & [扶養] & “”)+([給料]-1700000)*0.4084/1,0))))))
170万円未満の場合は0になるようにしてあります。

源泉徴収税額: IIf([源泉]<[源泉高額],[源泉高額],[源泉])
金額を比べ大きい方を選択します。

予想通り動作が重たいです。。。
違うやり方を考えないといけないかなと思わせる遅さです。

参考程度に触ってみてください。


本日のサンプルファイルです。
源泉徴収税額のテーブルも最新のものになっています。

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今年だけで相続税の申告を4件受注し、2件申告済み、進行中が2件です。
あまり資産税は得意ではないのですが、関与先の相続はやらない訳には
行かないので、と思ってやっている内に、できるようになるもんですね。
そういった相談も多いので、相続税についてもある程度の経験は必要だと
感じます。


昨日ジャガイモを収穫。1キロ埋めて7キロ位にはなったかなと思います。
土寄せが甘く、少し緑がかってしまいました。来年は気を付けよう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

源泉所得税の計算(86万円を超える場合)

源泉所得税を計算する場合において、月々の社会保険控除後の給与の金額が86万円を超える
場合、源泉所得税の計算が、ただ数字を当てはめるだけでなく、計算する必要が出てきます。

乙欄も含めたところの源泉所得税の計算式です。
非常に長いので、コピペで使ってください。
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Accessで給与計算~乙欄の追加③

88000円未満の設定をします。
2801221
源泉乙欄を次のように変更します。
乙欄: IIf([給料]<88000,Int([給料]*0.03063),Int(DLookUp(“金額”,”源泉表乙欄”,”[以上]<=” & [給料] & “” & ” and ” & “[未満]>” & [給料] & “”)))/1
変更するのは太文字部分。要は88000円の場合とそうでない場合の条件分岐を行います。
88000円に満たないときだけ、給料に3.063%をかけます。
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Accessで給与計算~乙欄の追加④

クエリの所得税が「源泉」から「所得税」に変わったので、それに付随する
項目も修正していきます。

ここで一番の問題になるのが、ある一つの項目を直すとあとはどこがどう変わるのか
追っていく必要があるということです。所得税が乙欄に対応できたことに満足してしまい、
その先の直さないといけないところが手つかずでは本末転倒です。

基本的にクエリのフィールド名が変われば、それを使っているフォームもレポートも
芋づる式に変わります。

そんな具体例です。

最初に給与計算するフォームを直します。
2801261

テキストボックスの名前までは変えなくても問題ありませんが、コントロールソースと
名前が違うと面倒なので、統一します。
2801262

次に「確定」を押したときのVBAコードを直します。
2801283

レポートについては今回は修正する必要がありません。
理由は、上の図で源泉所得税に入れる値を「所得税」に直したので、レポートに
ついては何もしなくても乙欄に対応しているからです。

クエリを変更したならばフォームの計算に間違いがないか、
レポートにも間違いがないか一つずつ確認します。

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土曜日が学校公開日で月曜日が学校が振替休日になったので
一昨日昨日と泊まりで伊豆の温泉に行ってきました。
上の娘が今年で小学校を卒業するので、こういう機会はもうない
のだろうなあと思うと少し寂しいです。

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。

Accessで給与計算~社会保険料の改定

5月納付分の健康保険料の料率表が変更されました。

もちろん新しい料率表に更新しないと正しい給与計算ができません。
その更新の仕方を解説します。

最初にgoogleで下記のように検索します。
2705011
全国健康保険協会のHPへ行きます。
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Accessで給与計算40~完成版のデータベース

今までの分を全てまとめた給与計算のAccessファイルです。

ご使用に際して発生した損害については一切責任を負いかねますが、
実務に使うにしても必要最低限の機能は揃えてあります。

Accessの正規版をお持ちであれば、中を見てどのような設定に
なっているのか確認してみて下さい。

Runtime版でも十分動くようにしてあります。
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Accessで給与計算39~給与計算を単票フォームで

給与計算フォームが表形式で設定しましたが、通常給与計算ソフトは
単票形式なので、そちらのフォームも用意します。

フォームウィザードで給与計算クエリを基にフォームを作成する際に、
フォームのレイアウトで単票形式を選択します。
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