Excelの推移グラフの作り方6~データの変更をマクロで行う①

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推移グラフの場合、前回のように一つずつデータをずらしていかないといけません。
これって何気に面倒です。特にグラフのフィールド数が増えた場合。
このように機械的に作業する場合、役に立つのがExcelVBAです。

8月分のデータをシートに入力し、前回の動作をマクロで記録してみます。
2608151

マクロで記録したコードです。
Sub Macro3()

‘ Macro3 Macro


ActiveChart.SeriesCollection(1).Values = “=Sheet4!$D$2:$P$2”
ActiveChart.SeriesCollection(2).Values = “=Sheet4!$D$5:$P$5”
ActiveChart.SeriesCollection(3).Values = “=Sheet4!$D$8:$P$8”
ActiveChart.SeriesCollection(4).Values = “=Sheet4!$D$12:$P$12”
ActiveChart.SeriesCollection(5).Values = “=Sheet4!$D$14:$P$14”

End Sub

これを判別します。
ActiveChart.SeriesCollection(1).Valuesの数字の部分がずれているので、
1が現預金合計
2が売上債権
3が仕入債務
4が借入金合計
5が売上高年計
というのが察しがつきます。

右辺がそのグラフの範囲を指定しているのも分かります。

問題なのは、この右辺をどうやってExcelVBAを使って自由に範囲の変更をするか?
ということになります。

これを次のように変更します。
(現預金合計の場合)
ActiveChart.SeriesCollection(1).Values =
Range(Worksheets(“Sheet4”).Cells(2, 4), Worksheets(“Sheet4”).Cells(2, 16))

最初はダブルコーテーションがあったり、絶対参照になっていたり、複雑そうな
マクロですが、ダメ元で変更してみることで活路が開けます。

あとはこの範囲を変数を使って変更できるようにしていきます。

昨日は国宝松本城へ。
現存しているお城はやはり風格がありますね。
昔各地に在ったこのような立派なお城が、そのまま今に残っていたら
安倍首相が音頭をとらなくても、きっと日本は観光大国になっていたんでしょうね。
外国の観光客の方々も大勢いらっしゃいました。
歴史を残すってとても重要なことなんだとつくづく思いました。

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。