現金出納帳の転用~Excelで在庫管理⑥

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入出庫のデータを集計する枠を作ります。
下の図のように商品台帳のあるシートを変更します。(名前の範囲も広げて下さい。)
2511301

集計にはSumIf関数を使います。

2511302
2511303
上の二つの図を色の部分を注意しながら見て下さい。
=SUMIF(範囲1,検索値,範囲2)
検索値は商品台帳の商品CDです。(緑)
範囲1→赤枠部分で、赤枠部分の範囲から検索値を探します。
範囲2→青枠部分で赤枠で検索値で該当した同じ行の数字を検索します。
=SUMIF(Sheet2!B:B,A2,Sheet2!D:D)
はつまり商品CD「1001」をSheet2のB列から検索し、
該当した行のD列の値を合計した値を返します。

同様に出庫の列にも
=SUMIF(Sheet2!B:B,A2,Sheet2!E:E)
と入力し、商品毎の出庫の合計を集計します。
入庫と違うのはE列の値を合計しているところです。

あとは下に数式をコピーして完成です。
2511304

普通に足したり引いたりのシートでは一つのシートに一つの商品ということになって
しまいますが、少し工夫するだけで、全ての商品の在庫を一つのシートで確認できる
ようになります。

今回までのサンプルデータです。
ダウンロードしてお使いください。

なんとか9月決算も無事終わりました。
最後の一週間はきつかった・・・