納品書を作成する場合、サブフォームの納品明細に納めた商品と単価と数量を入れて
いくと税抜きの納品金額が計算されます。
その納品金額に消費税率をかけて消費税を計算します。
ただ消費税を納品書に表示するだけなら、テキストボックスに
=納品金額*0.08
で計算し、納品金額に消費税を足せば税込みの金額が計算できます。
テキストボックスで済む話なので、納品明細のレコードとして消費税のデータを
作らなくてもこの時点では問題ありません。
では、どのようなときに問題になるのかというと、
納品書毎に消費税を計算し、かつ請求書を発行するときです。
伝票毎の消費税を納品明細のレコードとして保存しておかないと消費税を付加
することができません。
そんなときは、伝票を閉じるタイミングで消費税のデータも自動で納品明細テーブルに
追加してしまいます。そのとき使うのがADOです。
閉じるのクリック時のVBAコードです。
Private Sub 閉じる_Click()
Dim cnn As ADODB.Connection
Dim rs As ADODB.Recordset
Set cnn = CurrentProject.Connection
Set rs = New ADODB.Recordset
rs.Open “納品明細”, cnn, adOpenKeyset, adLockOptimistic
If DCount(“*”, “納品明細”, “納品書NO=” & Me!納品書NO & “” & ” and ” & “商品CD=’9999′”) = 0 Then
rs.AddNew
rs!納品書NO = Me!納品書NO
rs!納品ID = DMax(“納品ID”, “納品明細”, “納品書NO=” & Me!納品書NO & “”)+1
rs!商品CD = 9999
rs!部門 = 99
rs!商品名 = “消費税”
rs!納品金額 = Me!テキスト40 →消費税を計算したテキストボックス
rs.Update
End If
rs.Close
Set rs = Nothing
cnn.Close
Set cnn = Nothing
DoCmd.Close
End Sub
このような方法で、納品明細テーブルに消費税のデータを自動で追加することができます。
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9月中頃になっても暑い日が続きます。
昨日も夜走りに行きましたが、すごい汗で、なかなか汗が止まりませんでした。
といいつつも朝方は涼しいので、冷やさないように気を付けないといけないので
体調管理が難しいです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。