通常フォームを作ってデータを入力しますが、この入力の仕方はある意味直接テーブルに
データを入力することでもあります。
著書 経理業務のためのAccess実践講座では、SQLを使うことでテーブルを触らずにデータの
追加や更新をする解説をしましたが、これ以外にADOやDAOを使うことでも、テーブルを触らずに
データの操作をすることができます。
ちなみに私は使うのは専らADOしか使わず、DAOは全く使わないのでさっぱりわかりません。
ですので解説はADOだけです。
今回は簡単なサンプルを通してADOを解説します。
サンプルデータはこちらから
最初にテーブルを作ります。
次のようにフィールドを設定して、「サンプル」として保存して下さい。
次に作成タブのフォームデザインを開き、次のように
テキストボックスを一つとコマンドボタンを一つ配置した簡単なフォームを作ります。
コマンドボタンのプロパティのイベントタブのクリック時を開き、
ツールタブの参照設定をクリック。
次のような画面が表示されるので、真ん中よりやや上の
Microsoft ActiveX Date Objects 6.0 Libraryを選択します。
次のようなコードを入力します。詳しい解説は次の機会にします。
これでフォームを開いて、テキスト1に値を入力し、コマンドボタンを押すと
テキスト1に入力した内容がテーブルに保存することができるようになります。