ADOについて その3(データの更新)

Pocket

今回はデータの更新をADOで行います。

下の図のデータの最後に「県」という文字を追加します。
2601031

フォームにコマンドボタンを一つ追加し、フォームをデザインビューで開いて
追加したコマンドボタンのプロパティのイベントタブのクリック時に次のコードを
入力します。
2601032
入力の仕方は、新規追加のコードをコピーして貼り付け、そして赤枠部分を変更します。
2601033

赤枠部分の解説です。
rs.MoveFirst→MoveFirstでテーブル名「サンプル」のデータの先頭を参照させます。
Do Until rs.EOF
→Loopまでの間の処理を、rs.EOF(EOFはEnd Of Fileの略)、つまり最後のデータまで繰り返します。
rs!データ = rs!データ & “県” 各データの最後に「県」という文字をくっつけます。
rs.Update →くっつけたデータを更新します。(データの操作をした場合このコードが絶対必要です。)
rs.MoveNext→次のデータに移動します。
Loop

実行結果です。
2601034
ADOでも更新クエリと同じ操作をすることができます。