Accessでレポートで罫線を引く行数を指定する3~サンプルをまねる②

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最初に紹介したマイクロソフトのHPのコードです。
今回はこれに手を加えていきます。

レポートの詳細セクションのプロパティを開きます。
2801131

イベントタブのフォーマット時に次のコードを貼り付けます。

Private Sub 詳細_Format(Cancel As Integer, FormatCount As Integer)
i = i + 1
If i Mod 10 = 0 Then 
If i <= j Then
Me![bpage].Visible = True
Else
Me![商品名].Visible = False
Me![商品コード].Visible = False
Me![単価].Visible = False
Me![在庫].Visible = False
End If
Else
Me![bpage].Visible = False
If i < j Then
Me.NextRecord = True
Me![商品名].Visible = True
Me![商品コード].Visible = True
Me![単価].Visible = True
Me![在庫].Visible = True
ElseIf i = j Then
Me.NextRecord = False
Me![商品名].Visible = True
Me![商品コード].Visible = True
Me![単価].Visible = True
Me![在庫].Visible = True
Else
Me.NextRecord = False
Me![商品名].Visible = False
Me![商品コード].Visible = False
Me![単価].Visible = False
Me![在庫].Visible = False
End If
End If
End Sub

変更するのは太文字の部分。
最初に
i Mod 10
ですが、10で割った余りを求めています。これは10行まで罫線を表示するので、
罫線を表示する数はここで調整します。

それ以降の太文字にした部分は、実在するオブジェクト名(詳細セクションの
テキストボックス名)に変更します。

このサンプルのコードだと4つしかオブジェクトがありませんが、6個あるなら
足りない分はコピペで貼り付けます。FalseとかTrueは前の行と合わせます。

コードで記載したオブジェクト名とレポートの詳細セクションにあるテキスト
ボックスの名前が一致しない場合、エラーになります。

また詳細セクションにあるのに、そのオブジェクトがコードにない場合も
エラーになります。その逆も同様です。

こんな感じで合わせていきます。
このコードはかなり理解しにくいので、まずは形から入った方が理解が早い
と思います。

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放映日時が載りますので、是非チェックして下さい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。