タグ別アーカイブ: Dsum関数

Accessで残高計算②~DSUM関数を使わない方法1

前回DSUM関数は集計に時間がかかると解説しました。

これはAccessで販売管理データベースを作った場合、日付の他に得意先毎
に集計をかけると如実に出ます。得意先元帳を開くたびに、毎回膨大な数の
データのDSUMの処理をするのですから・・

で、そうしないために、残高フィールドをテーブル入れて、そこにその行の残高
を入れていけば、一行目から毎回集計しなくても、テーブルにその行の残高が
入力されているので、集計する必要もなく残高が表示するようにします。
続きを読む

Accessで残高計算①~DSUM関数の欠点

通常Accessで残高計算をする場合、一番手っ取り早い方法は、DSUM関数を使うこと
ですが、この方法には致命的な欠点があります。

それは、集計に時間がかかること。
サンプルファイルを開いて、クエリの「DSUMで計算」を開いてもらえば分かりますが、
クエリが開くまでに時間がかかります。(PCのスペックによりますが・・)
私の今使っているPCはそこそこ古いので、どうしもその間が気になります。

データ量は正直非常に少ないのに、この間があるということはデータがもっと
増えた場合、集計が複雑になった場合、もっと時間がかかります。
続きを読む

抽出条件の書き方①

Accessを使えるようになるまでに幾つもの壁があるのですが、
その一つに、抽出条件の書き方が挙げられます。

普段から接していないと、何でダブルコーテーションが必要なのか?
やらシングルコーテーションがあるときとないときがあるけど、その
違いは?といろいろと悩まれると思います。

私は仕事でほぼ毎日接しているので、もう機械的に使っていて
そんな違和感はありませんが、普段使っていないといつまでたっても
慣れないかもしれません。
続きを読む

Accessで絶対押さえないといけない関数~DSUM関数②

Dsum関数の使い方を簡単に解説します。
Dsum(①,②,③)
最初に指定するのは②。
②には集計したいフィールドがあるテーブル(若しくはクエリ)を指定します。

次は①
②で指定したテーブル(若しくはクエリ)の中にある集計対象とするフィールドを
指定します。

テーブルの全部のデータを対象とするときは、③の条件を指定する必要はない
のですが、例えば、商品毎に集計したり、日付の範囲内で集計をするときなどは
③でその抽出条件を指定します。
続きを読む