レポートの行数を指定するコードを読む

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Accessでレポートを印刷する場合、何も指定しないと尻切れトンボの請求書
が出てきます。

Excelなら行を挿入して簡単に手直しができるのですが、
Accessの場合はこれをプログラミングで制御しなければいけません。

Accessの難しさは個人的にはここに集約されると思います。。

これを空白を行数を印刷できるようにします。

設定する箇所は基本的にレポートをデザインタブで開いた詳細タブです。

肝は詳細タブですが、それ以外に先に設定しなければならないところがあります。
それがグループフッターです。

グループフッターは例えば請求書を印刷する場合であれば、請求書NOヘッダーで設定します。
請求書NOヘッダーはレポートウィザードで設定すると自動で出てきます。

一番上のこれは必ず手入力してください。
Option Compare Database
Dim i, j
変数を宣言します。

グループヘッダーに次のように設定します。
Private Sub グループヘッダー0_Format(Cancel As Integer, FormatCount As Integer)
i = 0
j = DCount(“*”, “Q請求書データ”, “請求書NO=” & Reports!R請求書!請求書NO & “”)
End Sub

先ほど宣言した変数に値を入れます。
iには0
jには印刷しようとする請求書のもととなっているクエリの
印刷しようとする請求書NOのレコードの数を数えます。

例えば請求書NOが5を印刷しようとしたとき、Q請求書データの請求書NO5のレコードが
15個あれば15になります。

肝となる詳細の前にここまで設定しておきます。

次回以降肝となる部分を解説します。

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暑い日が続きますね。
マラソンのトレーニングを続けていますが、走る分にはいいのですが、走った後
汗がなかなか止まらず、大変です。
1時間走ったら30分は止まりません。
それにしても汗かく量が半端でないので、走りすぎに注意です。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。