カテゴリー別アーカイブ: クエリ

AccessVBAの基本12~クロス集計クエリ④

もう少し凝ったことを。別にExcelに張り合うわけではありませんが。。

粗利率を月毎に算出します。
図のようにクエリを設定します。
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コツは、売上と粗利というフィールドで計算がされているからと言って、これらを
計算式に使わないことです。面倒ですが、構成要素を一つずつ入力します。

粗利率: (Sum(([単価]-[原価])*[数量]))/(Sum([単価]*[数量]))
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AccessVBAの基本11~クロス集計クエリ③

クロス集計クエリに更に手を加えます。別にExcelに張り合う訳ではありませんが。。

商品テーブルに原価フィールドを追加し原価を入力します。
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クロス集計クエリを次のように変更し、月ごとの粗利が出るようにします。
2702112
実行結果です。
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AccessVBAの基本9~クロス集計クエリ

Access2013からピボットテーブル機能がなくなりました。
Accessのピボットテーブル機能は使ってみると分かりますが、Excelと比べると
随分残念な感じがしたので、あってもなくてもいいかなとは思っていました。

それに代わる機能はクロス集計クエリです。少しExcelっぽいことをしてみます。
次のデータを日付毎にどの商品がどのくらい売れたか分析します。
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Accessで給与計算23~給与明細レポートの作成①

給与計算ソフトは大概明細の印刷まで終わった段階で繰越をかけますが、
私は更新をかけてデータが固めた段階で明細を印刷するように設定します。

このあたりは好き嫌いの問題なのでどちらがいいのかは使い勝手のいい方でいいと
思います。

給与明細を印刷するクエリを設定します。
クエリの作成より、給与明細控えテーブルを表示させ、「*」(全データ)を選択します。
給与明細控えテーブルからデータを引っ張るので、確定後、今後動かないデータで明細を
印刷します。
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Accessで給与計算12~クエリの設定⑤年金保険料の算定

厚生年金保険料を求めますが、求め方は健康保険料と同じです。
介護保険がない分年金の方が簡単です。

次の二つのフィールドを追加します。
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年金ID: IIf(IsNull([算定基礎額]),0,IIf([算定基礎額]<93000,1,DMax(“ID”,”厚生年金料率表”,”[以上]<” & [算定基礎額] & “”)))
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Accessで給与計算11~クエリの設定④健康保険料の算定~その2

次に健保IDに対応する保険料を返す設定をします。
新たに、健康保険料というフィールドを追加して、次のように設定します。

健康保険料: IIf([年齢]>=40 And [年齢]<65,Int(DLookUp(“介護あり”,”健康保険料率表”,
“ID=” & [健保ID] & “”))/1,Int(DLookUp(“介護なし”,”健康保険料率表”,”ID=” & [健保ID] & “”))/1)
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