カテゴリー別アーカイブ: テーブル

Accessで作る現金出納帳14~レコードセレクタ

現金出納帳を打っていくとデータがたまっていきます。
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通常フォームから現金出納帳を開いた場合、全てのデータが表示されます。そうなると
一番下の行までカーソルを持っていく必要が出てきてしまいます。

そんなとき便利なのがレコードセレクタです。
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青い□で囲ったところをクリックすると、一番下の行に。
赤い□で囲ったところをクリックすると、新規のデータに移動します。

これを使えば、新規のデータまでさっと移動してくれます。
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またこの機能はフォームだけでなく、テーブルにもあります。

便利な機能ですので、是非覚えて下さい。

Accessで作る現金出納帳8~フォームの表示②

次に摘要フォームを作り、現金出納帳フォームから表示させます。
摘要フォームの作り方は、店名フォームの作り方と同じです。

作成タブのフォームウィザードをクリックし、テーブル/クエリの選択で、摘要テーブルを選択。
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Accessで作る現金出納帳③~摘要フィールドが摘要テーブルと明細テーブルにある理由

Accessで現金出納帳を作るとき、作成するクエリは
Accessでつくる現金出納帳で作った残高を計算するクエリだけです。

今までクエリの説明をしたときに、商品名は商品テーブルから引っ張って
きて明細テーブルには商品コードだけ配置して、それ以外の情報は
クエリに繋げる処理をしてきました。
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Accessでつくる現金出納帳①

以前、Accessでつくる現金出納帳ということで主に残高の計算(Dsum関数の使い方)
を解説しましたが、次はより実践的な出納帳を作っていきます。

テーブルを4つ用意します。
①明細
②科目
③摘要
④店名

フィールドの設定は次の通りです。
①明細
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②科目
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③店名
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④摘要
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摘要を基に科目の判断をつけたいので、摘要を登録するときに
一緒に科目も登録するようにします。

この場合コンボボックスから科目テーブルに登録されている科目名を
ドロップダウン形式で選択できるようにします。

摘要テーブルの科目名を選択し、フィールドプロパティのルックアップタブをクリック。
ここで次のように設定して下さい。
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これで摘要テーブルの科目テーブルの科目名から選択できるようになりました。
科目テーブルに科目を追加していくと、摘要テーブルで選択できる科目名も自動で増えます。

運用例です。
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テーブルの設定は以上です。

Accessの現金出納帳のダウンロード

ExcelのデータをAccessにインポートする方法

Accessの単価表テーブルです。これにExcelで作った単価表を追加します。
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追加する単価表です。
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通常に範囲を指定して右クリックでコピーを選択します。
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この際1行目のフィールド名は範囲に含めないようにして下さい。

Accessの単価表テーブルの一番下の空白の行を選択して、右クリックで、貼り付けを選択。
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単価表テーブルにExcelで作ったデータが追加されました。
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AccessとExcelは簡単にデータのやり取りができます。
ですので、Excelで作ったデータさえあれば、コピペでAccessにデータを移すことができます。
ただし注意点としては、Accessでは数値型のフィールドに、Excelのテキスト型のデータを入れる
ことができないので、必ずデータ型が合っているか確認して下さい。

Accessの経理業務への活用セミナーを開催します。
日程は8/21(木)10時~16時(休憩時間1時間を含む)
場所は東京駅周辺を予定しております。
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テーブルを作るときの基本的な考え方

著書では小口経費精算表を作るのに、6つのテーブルを用意しました。
(P20~22)参照

Accessを使っていて最初に悩むのが、どんなテーブルを作るのかという
ことだと思います。

そんなときは、アウトプットを先に考えます。
今回は、小口経費精算表が完成したとき、その表にはどんな情報が載っている
のかイメージします。

そこにはどんな情報が載っていますか?

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