平成29年の確定申告の感想

今日で平成29年度の確定申告が終わりました。

年々件数が増え、そろそろ限界かなと思いました。
来年以降の新規の受付はストップし、できるだけ
減らす方向でやっていこうかと思います。

今年の確定申告の傾向としては、景気回復の影響を
感じる申告でした。
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AIに奪われる仕事

AIに仕事を奪われる業種に税務申告代理人が書かれています。
税理士ではなく税務申告代理人です。

確かにこの言い方は言いえて妙だと思います。

私的には税理士の仕事がなくなるとは思っていません。
ただ税務申告代理人の仕事はなくなるかもしれません。
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法人成りするタイミング

法人成りか個人事業主か?

我々税理士がよく訊かれる質問です。

今までは、この所得金額なら個人のままでもいいですよ等々、納税額が安いとか、
個人ならとりあえずは社会保険に入らなくてもいいですよ、みたいな話をしてきました。
消費税も最低でも1年は免除されます。
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電子書籍を出版しました

経理業務のためのAccess実践講座、Accessで経理実践編では、請求の締切と解除は
VBAで解説していましたが、VBAを使わずに請求の締切・解除をクエリだけで解説した
のが本書になります。

締切・解除も得意先毎に個別にやる方法と、締め日毎にまとめて締切る方法の両方を
解説しています。

ただ請求を締切るだけでなく、請求残高一覧表に必要な、請求日毎の、
前月繰越、当月売上、当月入金、次月繰越
もテーブルのデータとして追加する仕組みも解説しています。

VBAは全く使わず、クエリだけで解説しているので、Access初心者でもご理解
頂けると思います。是非ご一読ください。

Accessで試算表を作る4~VBAコードで集計する理由

Accessで試算表を作ろうとした場合、クエリでは作れません。

8割がたできます。でも残りの2割が詰め切れません。

その2割部分は何かというと、縦計です。

Accessは横の計算は問題なくできますが、縦の計算には滅法弱いのです。
例えば、売上が何種類かあってそれを売上合計として集計しようとします。

そうすると
売上1
売上2
のそれぞれの合計は簡単に集計できます。
でも
売上1
売上2
売上高合計→これを集計する術がクエリにはありません。

では縦の計算を集計するためには、クエリではなく集計結果をテーブルに
データとして格納するしかありません。

そのために長い長いVBAコードを記述しました。

Excelであれば簡単にできることですが、Accessではできない最たる部分
だと思います。

いずれにしろ、クエリでやろうと思っても
前月繰越、当月借方発生、当月貸方発生、次月繰越
をDSUM関数でやるとなると相当のPCへの負荷がかかります。

今回作ってみて思ったのですが、
クエリでDSUM関数を使うのと、VBAでDSUM関数を使うのでは、
処理するスピードは圧倒的にVBAでDSUM関数を使った方が早い
ことに気づきました。

その点からもVBAを使うメリットがあります。

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新年あけましておめでとうございます。
本年も本ブログをよろしくお願いします。

年末年始は台湾に行ってきました。
台湾は春のような陽気でとても過ごしやすかったです。
その分日本の寒さが身に応えます。。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

Accessで試算表を作る2~テーブルの作成②

テーブルにデータを入れていきます。
設定すべきテーブルは、T科目名とT試算表の二つです。

最初にT科目名。
ここに試算表に使う科目とその属性を登録します。新規に科目を作る場合もこのテーブルに
つくります。

多めに科目CDを用意しておいて、科目名と属性を入れるようにしておけばいいと思います。
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Accessで試算表を作る1~テーブルの作成

Accessに仕訳データを入れて試算表を作成します。
基本的にVBAを使って集計し、ADOを使ってテーブルを操作するので、クエリはあまり使いません。
ですので、VBAとADOを理解していないとおそらく読んでも理解できないと
思われますので、ご容赦ください。

最初にテーブルの設定をします。
用意するテーブルは3つです。
科目の情報をまとめた科目テーブル。

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