タグ別アーカイブ: アクセス

Accessで源泉所得税を計算②

クエリの設定⑬~Dlookup関数で簡単なDlookup関数の解説を
しましたが、そのときの抽出条件は、商品CDだけでしたので、
“商品ID=” & [商品ID] & “”
と簡単なものでした。

今回は、3つの条件が重なるため、条件を三つ重ねます。

①”[以上]<=” & [給料] & “”
& ” and ” &
②”[未満]>” & [給料] & “”
& ” and ” &
③”[扶養親族]=” & [扶養] & “”

これを源泉徴収税額表のテーブルに当てはめてみます。

2509161

給与の金額を603,000円で扶養親族の数を3人と想定します。
①が青の枠 603,000円以下の全てが対象となります。
②が赤の枠 603,000円より大きい全てが対象となります。
③が緑の枠 扶養親族の数が3の行が全て対象になります。

三つの条件がANDで結ばれているので、3つの条件を全て満たすところ。
それが黒の枠です。

一つにまとめてしまうと分かりにくですが、分解すれば分かり易くなります。

抽出条件の書き方につきましては、著書の巻末資料をご参考下さい。

Accessレポートの作成の基礎知識

前回レポートの作成をしましたが、一番大事な点は何を基準にレポートを作るのか?
というところです。前回は全て一列で表示させるので、何も設定しなかったグループレベル
がレポートウィザードでは一番重要です。
続きを読む

Accessで作る現金出納帳20~レポートの作成

Accessの場合、データを印刷しようとする場合は通常レポートを
作り、レポートで印刷します。

Excelの場合は、印刷すればそのまま必要なデータが出力されますが、
Accessの場合、フォームの状態で印刷できなくもないのですが、
本当に見たまんま印刷されるので、正直きれいな状態とは言えません。
続きを読む

Accessは無料で使うことができます。 Runtimeについて

Accessは正規品を買わなくてもRuntimeというものがあります。

Runtimeは、データベースを作ることはできませんが、誰かが作った
データベースを使うことはできます。

ですので、正規版がなくても、マイクロソフト社のHPよりRuntimeをダウンロードしてインストール
すれば、ダウンロードのAccessファイルをお試しすることが可能です。

もしご興味があれば、AccessのRuntimeをご利用下さい。

Accessで作る現金出納帳18~日付の指定の仕方②フォームの展開

前回つくった日付を指定するフォームを開いて、さらに現金出納帳フォームを開けるように
します。

フォーム1をフォームデザインで開きの「確認・印刷」のコマンドボタンのプロパティで、
下記の順番通りにクリックし、VBEを開きます。
続きを読む

Accessで作る現金出納帳17~日付の指定の仕方①

次に二つ目のコマンドボタン、確認・印刷のコマンドボタンを押したときの処理を
作っていきます。

ここでは、日付の範囲を指定して、その範囲の期間の出納帳フォームを表示させ、そのまま印刷
できるようにします。
続きを読む