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データベース導入を推進する理由

Accessデータベースは安く高度のデータベースの知識がなくても、データベースが
作れる分、若干データが壊れやすいという記事をネットでよく見ます。

今まで使っていて壊れたという経験はありませんが、やはりマルチアクセスで
何人も同時に操作するとその可能性も否定できないかなあと思います。

ですので、やはりシステム会社に依頼できるのであれば、やはりプロの作って
もらった方が安心であることには間違いありません。

でもそこまでの予算をかけられない会社がほとんどです。

特に我々税理士が関わるお客さんの層がほぼこの層に該当するのでは
ないでしょうか。

ではデータベースは不要かというと、決してそんなことはありません。

やはり私の経験上経理を担当されている方々、営業で伝票処理をしている方々
は、もっと効率よくできるやり方はないかと思いつつ日々の業務をこなしています。

そんな方の話を聞いて、経理担当者・営業担当者の使いやすいデータベースを
作ってあげることで、今まで事務処理に使っていた時間をより付加価値の高い
仕事にシフトできるのではないかと思います。

そうなれば、微力ながら日本の中小企業を元気にするお手伝いができるのでは
ないかと思います。

企業の実力を100%発揮させるには、事務処理のルーティンワークを極限まで
減らす必要があります。そのためにはどうしてもデータベースの導入が不可欠
です。

中小企業のベストパートナーである税理士こそ、その役割を担うべき
ですし、そうなれるように、いろいろな情報提供をしていきたいと思います。

ExcelのデータをAccessにインポートする方法

Accessの単価表テーブルです。これにExcelで作った単価表を追加します。
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追加する単価表です。
1307202

通常に範囲を指定して右クリックでコピーを選択します。
1307203
この際1行目のフィールド名は範囲に含めないようにして下さい。

Accessの単価表テーブルの一番下の空白の行を選択して、右クリックで、貼り付けを選択。
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単価表テーブルにExcelで作ったデータが追加されました。
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AccessとExcelは簡単にデータのやり取りができます。
ですので、Excelで作ったデータさえあれば、コピペでAccessにデータを移すことができます。
ただし注意点としては、Accessでは数値型のフィールドに、Excelのテキスト型のデータを入れる
ことができないので、必ずデータ型が合っているか確認して下さい。

Accessの経理業務への活用セミナーを開催します。
日程は8/21(木)10時~16時(休憩時間1時間を含む)
場所は東京駅周辺を予定しております。
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そもそもデータベースとは!?

データベースは非常に身近で恐らくデータベースの恩恵を受けない人は
ほとんどいないのではないかと思います。

でもあまりにも身近すぎて、そもそもデータベースとは?との問いに明確に
答えられる人はほとんどいないです。

データベース(英: database, DB)は、
特定のテーマに沿ったデータを集めて管理し、
容易に検索・抽出などの再利用をできるようにしたもの。
(ウィキペディアより)
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不要な行の削除③

金額が0の行を削除するコードです。

マクロの記録したときのコードです。
Rows(“4:4”).Select
Selection.Delete Shift:=xlUp

マクロで記録したものを
Rows(“b:b”).Select
Selection.Delete Shift:=xlUp
と変更してもうまく動きません。ですので若干の修正をします。
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クエリのまとめ

今まで全12回プラス現金出納帳の作り方でクエリの解説をしてきました。
この13回の内容を理解できれば、著書のクエリの内容は第5章を除いて
難しいことはないと思います。

だだし、第5章の内容も他の章を理解できれば大丈夫です。
難易度的には第5章が圧倒的に高いので、最初にその周辺から理解するように
して下さい。
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クエリの設定⑬~Dlookup関数

注文明細からその商品IDに対応する単価を参照する場合、
クエリの設定時に単価表テーブルから引っ張ってくる方法
が一般的ですが、敢えて単価表テーブルを表示させなくても
データを引っ張ってくることができます。

それが、DLookup関数です。
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不要な行の削除②

今まで繰り返し処理は、Do Until ~Loopを使っていましたが、
行を削除する場合は、このやり方だとうまくいきません。

簡単に言うと、
一行削除した場合、下の行が繰り上がり、行番号はそのままです。
例えば、10行目を削除すると、削除する前は11行目のデータが10
行目に繰り上がります。
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