タグ別アーカイブ: 税理士

ネットバンキングのデータを仕訳に変換する11~相手科目の設定②

まとめた摘要の横に科目コードを打ち込みます。
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そして上の図のようにセルを黄色にして、黄色いセルも含めて範囲指定をし、
名前を定義します。今回は科目コードと名付けます。
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ネットバンキングのデータを仕訳に変換する方法10~相手科目の設定①重複の削除

最初に摘要をまとめます。
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お支払金額とお預り金額をコピーして、違うシート(摘要)に
張りつけ、データの並べ替えをします。
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これで空白と金額のデータを削除し、テキスト文字のみにします。
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これで見ると、同じ摘要が混ざっているので、これを削除します。
一つ一つ削除する方法もありますが、折角なのでまとめて削除します。
残った摘要を選択して、データタブの重複の削除をクリックします。
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そのままOKを押すと、重複しているデータが削除されます。
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重複の削除は大変便利な機能なので是非覚えて下さい。
このデータを基に科目の設定をしていきます。

ネットバンキングのデータを仕訳に変換する方法9~会計ソフトの形式に変更

前回、入金取引か出金取引かの判別をしました。

今までの処理で会計ソフトにインポートするのに必要な情報のうち、
日付、預金科目の貸借どちらか、金額、摘要です。(金額と摘要は移すだけです。)

ここまでのVBAの処理をまとめてみます。
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ネットバンキングのデータを仕訳に変換する方法⑧~入金取引と出金取引の判別

日付の処理の次は、入金取引と出金取引の区別です。

以前現金出納帳のときは、IF関数の使い方で解説しましたが、今回は金額だけでなく
テキスト文字もごちゃ混ぜで、しかも入金にも出金にもデータが入っていて、これでは
IF関数だけでは区別することができません。
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Accessで作る現金出納帳⑤~フォームの作成1

前回作ったクエリ「残高」を基に現金出納帳フォームを作ります。

①作成タブのフォームウィザードをクリックし、
②テーブル/クエリで、「残高」を選択
③選択するフィールドを図のように選択します。
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IDはオートナンバー、入金合計、出金合計、表示順は残高を計算するために必要なので
フォームとして表示する必要はないので選択しません。
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Accessで作る現金出納帳④~クエリの設定

Accessで現金出納帳を作るクエリを作成します。

クエリの設定画面です。このクエリを「残高」として保存して下さい。
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入金合計: DSum(“入金”,”残高”,”表示順<='"_&_[表示順]_&_"'") 出金合計: DSum("出金","残高","表示順<='"_&_[表示順]_&_"'") 表示順: [日付]_&_Format([ID],"0000") 残高: Nz([入金合計])-Nz([出金合計]) (注 アンダーバーは半角スペース) 実行画面です。 1307294

残りの、店名と摘要はフォームから入れるようにしていきます。

ネットバンキングのデータを仕訳に変換する方法⑦~日付の返還方法まとめ

前回は日付の書式が全て統一されていたので、同じ処理を繰り返せばいいのですが、
今回は、一部は日付形式になっているが、なっていないものと混ざっている場合の処理です。
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VBAコードは次の通りです。

Sub 日付変換()
Dim a As Integer
a = 2
Do Until Cells(a, 1).Value = “”
If Right(Cells(a, 1).Value, 1) = “メ” Then
Cells(a, 2).Value = Left(Cells(a, 1).Value, 4) & “/” & Mid(Cells(a, 1).Value, 6, 2) & “/” & Mid(Cells(a, 1).Value, 9, 2)
Else
Cells(a, 2).Value = Cells(a, 1)
End If
a = a + 1
Loop
End Sub

ネットバンキングのデータは、機械がはき出すので、必ず何らかの規則性が存在します。
今回は、日付形式とテキスト形式の違いは、セルの一番右端の値が、”メ”かどうかです。

ですので、VBAコードでは、
If Right(Cells(a, 1).Value, 1) = “メ” Then
テキスト文字の処理
Else
日付の形式の処理
EndIf
としています。

実行後の画面です。
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2パターンの処理を解説しましたが、ネットバンキングからはきだした形式が日付形式であればそのまま
使えますが、そうでない場合の方が恐らく多いと思います。
そのときは、面倒ですが、セルを分解してくっつけるというやり方で日付形式に変更します。

一度VBAで変換する仕組みを作ってしまえば、次からは実行するだけで日付形式に変換できます。