カテゴリー別アーカイブ: クエリ

クエリ・フォーム・レポートを更新した場合

クエリ・フォーム・レポートを更新したときは、次の手順で違うファイルのクエリ等を
更新します。

Accessはご存知のとおり、テーブルにすべてのデータが保存されています。
私の場合、お客さんにAccessファイルをお渡しして、運用してもらっていますが、
何か修正があった場合は、お客さんに渡したファイルを引き取って修正をするのではなく、
そのファイルをコピーして、そのコピーしたファイルを最初に直します。

そうしないとお客さんの業務がと滞ってしまいます。

コピーしたAccessファイルを直したら、その直した
クエリ
フォーム
レポート
を覚えておきます。
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DLOOKUP関数でなければいけない場合

このブログでは再三DLOOKUP関数はあまり使わない方がいいという解説をしてきましたが、
今回はどうしても使わざるを得ないケースを紹介します。

原木IDに対応するQ残原木の残りの原木(残原木)を求めるクエリです。

このクエリの実行結果です。

普通に残原木が求めることができました。
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源泉所得税の計算(86万円を超える場合)

源泉所得税を計算する場合において、月々の社会保険控除後の給与の金額が86万円を超える
場合、源泉所得税の計算が、ただ数字を当てはめるだけでなく、計算する必要が出てきます。

乙欄も含めたところの源泉所得税の計算式です。
非常に長いので、コピペで使ってください。
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クエリの余計なフィールドは削除する

遠隔地で一つのファイルを使う場合、どうしても距離的な問題がでてきて
しまい、遠方にあるユーザーは若干ですが、コマンドボタンを押して
クエリを実行するときに、間ができてしまいます。

遠隔地で一つのファイルを使う場合

ネット環境やPCのスペックにもよりますが、できればコマンドボタンを
押したらサッとフォームが表示されるのが理想です。
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クエリとVBAのコードを編集する

先日、源泉所得税で86万円を超える場合の説明をしました。
そのとき掲載したクエリがとにかく長く、同じフィールドを幾つも使っています。

例えばこれをコピペで使おうとした場合、自分で設定しているフィールド名と違うとクエリが上手く
動いてくれません。

そんな時は、コピーの基となるクエリをコピーして、Wordに一旦貼り付けます。

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最終仕入原価法を求めるクエリ

税法では在庫の評価方法は最終仕入原価法なので、その単価を求めるクエリです。

図のようにクエリの設定をします。

最終仕入日: DMax(“日付”,”Q入庫単価”,”花材NO=” & [出荷伝票].[花材NO] & “” & ” and ” & “日付<=# ” & [日付] & “#”)

最初にその商品を出荷した日に一番近い仕入日を求めます。近い仕入日はDMax関数を使って求めます。

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データベース基本~まとめ

今までAccessデータベースの基本を、テーブルの作成からリレーションシップの設定まで
まとめてきました。
ここまでは簡単に言うと、データを入れる箱を用意したにすぎません。ここからその箱に
データを入れていきますが、当然テーブルに直接データを入れるというわけにはいきません。
(もちろんテーブルに直接入れるときもありますが、まれです。)

データの入力を効率的に行うために、通常フォームを作ります。

フォームに入力したデータを出力するときは、レポートから印刷します。

フォームとレポートを作るためには、クエリという機能を使います。
クエリを使うことでテーブル間のデータを効率よくやり取りすることができます。

例えば、納品書を例にとると、
まず、得意先を選択します。
これは納品書に得意先CDを入力すると、それに該当する得意先名と住所等の情報を
得意先テーブルから取得します。

商品についても、納品明細に商品CDを入力すると、商品テーブルからその商品CDに対応
する商品名と単価等が表示されます。

納品明細に数量を入れると、単価×数量で金額を計算します。これもクエリを使います。

月末に締めて請求書を発行するときも、更新クエリと追加クエリを使って請求を締切ります。

データベースを作るとき、どれだけ使い勝手のいいデータベースができるかどうかは
クエリの使い方にすべてかかってきているといっても過言ではありません。

クエリを使いこなすことができれば、AccessVBAを知らなくても立派なデータベースを
組むことができます。

この先のクエリの設定については、
2016/2013/2010/2007対応 Accessクエリ ビジネス活用事典
を是非ともご参照ください。

本を出版した関係で、法律上同じ内容をネットで公開することができません。
事典と称していますが、Accessクエリを一から勉強できるように、難易度も低いテーマから
高いテーマの流れになっております
。すべてのTipsについてサンプルファイル付きです。

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明日は、掛川新茶マラソン。今季最終戦です。
自己ベストが出るように、頑張ります。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

Accessで名刺管理~訪問日の間隔を求める③

訪問の間隔が必要な期間を過ぎているかどうかの判断をします。

最後に次のフィールドを作ります。

要否: IIf([間隔]>=[最低訪問間隔],”○”,”×”)

あとはこの要否のフィールドをフォームに表示させます。
デザインタブの既存のフィールドの追加をクリックします。
2809083
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