Accessで給与計算~乙欄の追加④

クエリの所得税が「源泉」から「所得税」に変わったので、それに付随する
項目も修正していきます。

ここで一番の問題になるのが、ある一つの項目を直すとあとはどこがどう変わるのか
追っていく必要があるということです。所得税が乙欄に対応できたことに満足してしまい、
その先の直さないといけないところが手つかずでは本末転倒です。

基本的にクエリのフィールド名が変われば、それを使っているフォームもレポートも
芋づる式に変わります。

そんな具体例です。

最初に給与計算するフォームを直します。
2801261

テキストボックスの名前までは変えなくても問題ありませんが、コントロールソースと
名前が違うと面倒なので、統一します。
2801262

次に「確定」を押したときのVBAコードを直します。
2801283

レポートについては今回は修正する必要がありません。
理由は、上の図で源泉所得税に入れる値を「所得税」に直したので、レポートに
ついては何もしなくても乙欄に対応しているからです。

クエリを変更したならばフォームの計算に間違いがないか、
レポートにも間違いがないか一つずつ確認します。

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土曜日が学校公開日で月曜日が学校が振替休日になったので
一昨日昨日と泊まりで伊豆の温泉に行ってきました。
上の娘が今年で小学校を卒業するので、こういう機会はもうない
のだろうなあと思うと少し寂しいです。

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。

杉原千畝 (小学館文庫)

以前からドラマで放送されたりしてその存在は知って
いましたが、本を読むのは今回が初めてでした。

読みやすくあっという間に読んでしまいました。
自分が今置かれている立場に囚われることなく目の前の
事象に対して最良の判断ができるって素晴らしいですね。

学校教育でも戦時中でもこんな素晴らしい日本人がいた
ことなど決して教えてくれないし、自分から求めないと
こういった偉人がいたことも分からないままであることに
もどかしさを感じつつも、是非ともすべての日本人に知って
もらいたい歴史的事実だと思います。

経理担当者のIT化のステップ

経理の仕事にITを使うことはもう当り前のことです。

ではどのレベルがあるのかというと、
最初のレベルが、Excelで帳簿を付けるというレベル。(レベル1)
出納帳を付けたり、手形帳を付けたり、今まで手書きだった帳簿を
Excelで付けるのが最初のステップです。

次のステップは、レベル1の業務をExcelVBAを使って効率的にできる
ようにすることです。(レベル2)
ExcelVBAが使えないと、どうしても不効率な仕事が残ります。
例えば出納帳を付ける場合とか、ドロップダウンリストから選択するよりも
ExcelVBAで作ったユーザーフォームから選択できた方が、大きな画面から選択
できるので確実に便利です。
Excelで作った帳簿を仕訳に変更するときも、ExcelVBAであれば瞬殺です。
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