Excel本を出版します!!

半年以上の執筆期間を経て、やっと出版にこぎ着けました。

これ一冊で完璧! Excelで経理即戦力講座

初心者向けなので、マクロもExcelVBAには触れていません。
基本的なExcelの機能と6つの関数を使って経理を効率的にする方法が書かれています。

基本的な機能
・リストと名前の定義
・並べ替えと検索
・テーブル機能
・ピボットテーブル機能
と6つの関数
・SUM関数
・SUMIF関数
・SUMIFS関数
・VLOOKUP関数
・IFERROR関数
・IF関数
を押さえてもらったらあとはそれを経理の現場でどうやって使っていくのか
ひたすら実践形式の内容となっています。つまりこれ以外のExcelの内容には
ほとんど触れていません。

あとはこれらの機能や関数を使って会計帳簿やインターネットバンキングのデータ
を仕訳に変換する内容まで詳しく解説しています。

経理の初心者向けの内容ですが、経理でExcelをもっと使いこなしたい
とお考えの方にも十分読み応えのある一冊です。

ぜひ立ち読みでもいいので書店で手に取ってもらえれば幸いです。

よろしくお願いします。

Accessで絶対押さえないといけない関数~IIF関数

Accessでデータベースを作っているときに、どうしても条件分岐が必要なときが
でてきます。そんなときに使うのがIIF関数です。

条件分岐が必要なときとは、例えば
敬称を使うとき、会社名だけなら「御中」を使い、担当者まで表示させるなら
「御中」は使わずに、「様」を使います。

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この場合は、担当者がNULLなら「御中」、NULLでなければ「様」という設定にします。
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AccessとExcelの使い分け

Accessを仕事で使いこなすために必要なことは、
実際に使って頂く以外に方法はありません。

本来Accessであればもっと効率よくデータを管理出来たり集計したりできる
場面をよく見かけます。そこでExcelで管理してしまうと、ただ入力するだけ、
綺麗に印刷するだけのツールになってしまい、実際に入力
した内容を集計したり、分析することができません。

やろうと思えばできないことはありませんが、相当のExcelスキルが必要です。

そしてAccessはExcelのように罫線を引いてセルに入力して印刷する
手っ取り早さがありません。

そうなるとExcelスキルも足りないし、Accessの基本操作もできないので、
結局その場限りの対応をせえざるを得ない、そしてそれをよしとしてしまい、
折角入力したデータもただ印刷するため記録として残しておくだけ、
という残念な結果に終わってしまいます。
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抽出条件の書き方①

Accessを使えるようになるまでに幾つもの壁があるのですが、
その一つに、抽出条件の書き方が挙げられます。

普段から接していないと、何でダブルコーテーションが必要なのか?
やらシングルコーテーションがあるときとないときがあるけど、その
違いは?といろいろと悩まれると思います。

私は仕事でほぼ毎日接しているので、もう機械的に使っていて
そんな違和感はありませんが、普段使っていないといつまでたっても
慣れないかもしれません。
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Accessで絶対押さえないといけない関数~DSUM関数②

Dsum関数の使い方を簡単に解説します。
Dsum(①,②,③)
最初に指定するのは②。
②には集計したいフィールドがあるテーブル(若しくはクエリ)を指定します。

次は①
②で指定したテーブル(若しくはクエリ)の中にある集計対象とするフィールドを
指定します。

テーブルの全部のデータを対象とするときは、③の条件を指定する必要はない
のですが、例えば、商品毎に集計したり、日付の範囲内で集計をするときなどは
③でその抽出条件を指定します。
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昔のデータベースを見て思うこと

Accessを使い始めたころに作ったデータベースをオーバーホール&
改良作業をすることになりました。

そのデータベースを作ったのはもう5年くらい前でしょうか。
当時はそれがいっぱいいっぱいだったので、満足できていた
のでしょうが、改めて今の自分が見直してみると、そもそも
テーブルの設定からしてなっていない、残念なデータベース
に映ります。

それだけ自分に実力が付いたということだと思うのですが、
逆に言うと、今までの過去の経験が今の自分を作り上げた
とも言えます。
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Accessを共有する~データベースの分割②

データベースを分割することで、データベースが、
①テーブルと②クエリ・フォーム・レポートに分割されます。

このメリットは何かというと、

一.テーブルを分割する前は例えば誰かがフォームを直している
(デザインビューで開いている)ときは、マルチアクセスが
  できませんが、分割すれば、②のファイルを自由に編集できます。
  編集後はその編集した②のファイルをみんなで使えば編集した
  内容を共有することができます。
  ただし①のファイルを編集するときは、誰もAccessファイルを使って
  いないときでないとできません。
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Accessを共有する~データベースの分割③

テーブルを分割した場合、分割したファイルは二つで一つのデータです。
分割後仮にテーブルとしてデータを貯めてあるファイルの場所を移動した場合
自動ではリンク先が変わらないので、データファイルを移した状態で、
クエリ・フォームがあるファイルを開こうとすると次のエラーが表示されます。
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要は、データがどこにあるのか分からないということです。
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